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【新集団分析でわかること第7回】高ストレス者を生み出す原因を分析!

■ドクタートラストの新集団分析で分かることは?
第1回:独自分析が盛りだくさん!
第2回:受検者情報はさまざまな視点から
第3回:従業員のストレス状況分布
第4回:高ストレス者率はさまざまな軸で可視化
第5回:健康を害するリスクを数値化「健康リスク」
第6回:自社の特徴が分かる「尺度別偏差値」

高ストレス者を生み出す原因分析

ストレスチェックの設問の中で、高ストレス判定と結びつきの強い設問の存在をご存知でしょうか?
ストレスチェックの制度上、高ストレス者判定には基準があります。

基準①:ストレス反応領域の点数が著しく不良だった場合
基準②:仕事についての領域、ストレス反応領域、周囲のサポート領域の3つの領域が同時に不良だった場合

この2つの基準は厚生労働省が定めた基準であり、ストレスチェックの実施業者や設問数の違いによって、差が出ることはありません。
また、ストレスチェック研究所では、この2つの基準とは別に高ストレス者に共通する項目を研究し、高ストレスと関係の強い設問があきらかになりました(図1)。

【図1】高ストレス者を生み出す原因分析(※数値はすべてサンプルです)
図1

① 職場の雰囲気は友好的である
② どれくらい気軽に話ができますか(同僚)
③ 上司は切実な態度で対応してくれる
④ 失敗しても挽回するチャンスがある職場だ
⑤ 職場で自分がいじめにあっている

ストレスチェック研究所の研究により、上記①~⑤の設問に最も不良な回答をした人の2人に1人以上は、高ストレス者と判明しています。
各項目の全国平均と自社受検者の結果の回答分布を比較し、全国平均より不良な回答が多い項目の改善を図ることで、社員が高ストレス者となる前に未然に防ぐことが可能となります。

以下では、上記①~⑤の設問を詳しくみていきます。

高ストレスと関係の深い5設問

① 職場の雰囲気は友好的である

会社や拠点、部署、課等、設問の職場をどこと捉えるかは、受検者の主観による部分となりますが、自分が所属している職場の雰囲気はストレスと密接に関わりがあります。
職場の雰囲気が良好であれば、ストレスは自然と軽減されます。

② どれくらい気軽に話ができますか(同僚)

この設問も①同様に職場の雰囲気を表す設問です。
上司と気軽に話ができることはもちろん重要ですが、年齢や立場の違い、上司の考え方等、乗り越えなければいけないハードルは高いと言えるでしょう。
それにくらべて、同僚の場合は、より簡単に気軽に話ができる間柄になれますので、ストレス軽減という視点では、まずは同僚との関係構築から始められることをオススメします。
ドクタートラストではこうしたコミュニケーション活性化にも役立つ人材育成・組織コンサルティングサービス「STELLA」をサービス展開しています。
「STELLA」については詳しくはこちらをご覧ください。

③ 上司は切実な態度で対応してくれる

多くの人が上司に求めていることは誠実な態度での対応です。
不公平感ある、日によって態度が違う上司のもとで仕事をするということを苦痛に感じるもの。
そのため上司が「公平感」と「気分によって対応を変えない」を意識するだけで、組織内のメンバーのストレスは緩和されます。

④ 失敗しても挽回するチャンスがある職場だ

人間誰しも失敗する生き物です。
また、失敗することから多くのことを学ぶので、成長には失敗がつきものというわけです。
その失敗をねちねち言われたり、一度の失敗で必要以上に処罰されたりすると、失敗に過敏になってしまう人が多くなる傾向があります。
失敗に怯えながら仕事をするのは、ストレスの原因です。
失敗した後に挽回するチャンスがある企業文化を作る必要があります。

⑤ 職場で自分がいじめにあっている

最近注目されているハラスメントの設問です。
ハラスメントを受けると当然ストレスは高まります。
被害者加害者の双方から意見を聞く必要がありますが、職場でのハラスメントはないことが前提となります。
組織としてどう対応するかあらかじめ決めて周知することから始めていきましょう。

今回は、ドクタートラストの新集団分析結果のうち「高ストレス者を生み出す原因分析」をわかりやすく解説しました。

高ストレス者には共通する事項が多く存在します。
職場の環境を変えるためには、さまざまな角度からアプローチしていくことが非常に重要です。
ドクタートラストのストレスチェックなら、集団分析結果を活用することで、さまざまな角度から職場環境改善にアプローチ可能です。
ぜひ、お気軽にお問合せください。
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