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【2021年度のストレスチェック全国データ分析 第3回】「TRUSTY SCORE」と各指標には関連があった?~TRUSTY SCOREとストレス保有者編~

ドクタートラストのストレスチェックサービスは2021年度、940組織、324,642人に受検いただきました。
2021年度からストレスチェックの集団分析では、組織の雰囲気に関わる設問を抜き出し、組織の信頼関係を可視化する「TRUSTY SCORE」(職場環境指数)を掲載しています。
本コラムでは、シリーズで「TRUSTY SCORE」とストレスチェックの各指標の分析結果をお届けしていきます。
第3回はTRUSTY SCOREとストレス保有者編です。

第1回でも解説したように、職場環境の指標「TRUSTY SCORE」は、A、B、C+、C、C-、D、Eの7段階で総合評価を算出しています。

総合評価は、Aに近いほうが「信頼関係の高い組織」を意味します。

TRUSTY SCOREの総合評価と高ストレス者率の関連は?

第2回目では、TRUSTY SCOREと個人結果の関連を分析しました。
今回は、TRUSTY SCOREと、高ストレス者を含むストレス保有者の割合の関連を分析しました。

ドクタートラストのストレスチェックサービスでは、ストレスチェック受検者のストレス度合いをA~Eの5パターンで示します。
A判定に近いほどストレス度合いが低い状態を意味します。

一方、D判定者、E判定はストレス度合いが高い状態を意味し、E判定は高ストレス者を示します。

TRUSTY SCOREの総合評価がよいほど、高ストレス者は少ない

TRUSTY SCOREとストレス保有者の関連を分析したところ、以下のような結果が導出されました。

上記のとおり、TRUSTY SCOREの総合評価(横軸)がAに近づくにつれて、ストレス保有者および高ストレス者の割合が低くなっているのがわかります。
組織の信頼関係が高いほど、個々人のストレスの緩和につながるといえるでしょう。
これは、信頼関係が良好だと、個人の考え,価値観が尊重される傾向が強く、またこうした環境だからこそ、悩みも相談しやすく、活気が自然と生まれる好循環が描けているのです。
また、この環境が、不安の解消やイライラ感の低減にもつながり、結果としてストレス保有者、高ストレス者を減らしていくことになります。

ストレス保有者に企業ができること

今までは、ストレス保有者へ企業が取れる対策は、産業医面談やカウンセリング対応などに限られていました。

これらに共通する課題として、本人からの申出がなければ、企業は対応できないという点です。
実際、ストレスチェック制度では、本人の同意がなければ、従業員の個人結果を企業が把握することはできません。
見方を変えると、個人情報保護の制約が、企業がとれる施策に大きな影響を与えていました。

しかし、本コラムで解説したとおり、組織の信頼関係を可視化した「TRUSTY SCORE」は、ストレス保有者、高ストレス者の割合と関連があります。
これからは、ストレス緩和につなげるために、まずは組織の信頼関係を高める施策を実施してみてはいかがでしょうか。

次回は、TRUSTY SCOREと健康リスク編をお届けします。

DL

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